退職まで 〜サラリーマン最後の感動 編〜 【日記】
2016/02/03
周りや自分自信が見えていなかったのかも
本当の辞める理由は以前の記事で書いた通り
ですが、兄弟が重大な病気で親族一丸となって
実家の自営業を助けるという流れです。
真実を曲げずに脚色する。要するに伝え方
ですね。
このストーリーだと、辞めなければいけない
理由ではありません。それがミソで、こんな
理由もあって、家族を助けたいって気持ちから、
自主的に辞めたいんです、と。辞めなきゃなら
ない理由だとウソになって無理が生じます。
−2015年7月中旬−
意を決してまず次長に報告。
→次長「んーとりあえず一週間もう一度考えて。
来週話そう。」
私 「はい…」
(一週間後)
→私 「変わりません。やはり辞めます。
部長に報告させてください」
次長 「外に行って話そう」(もう一人の次長参戦)
私 「はい…」
〜次長のご経験やご友人のありがたーいお話〜
私 「ありがとうございます。でも決めました」
次長 「わかった。部長に行ったら後戻りできない
ぞ?」
私 「承知してます」
(部長不在が多い為、翌週)
部下A 「今日夜大丈夫?部長が話すってさ」
私 「(来たぁ…)はい…」
(┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨ ジョジョ風)
もう私の中ではボコボコに言われ、何発か殴ら
れるの覚悟ですよ。真面目にボイスレコー
ダーをポケットに入れてましたから。
その日の午後3時に呼ばれ「行くぞ」と。
(┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨ ジョジョ風)
行き先は告げられず、ついたのは都内某所。
サシ飲み開始。
部長「なにがあったかもう一度説明しろ。」
私 かくかくしかじか…
部長「ふーん。どーせお前は…で…だから…」
〈省略〉
私 「はい… はい… はい… 」
部長「結局逃げんのか?それでいいなら辞めろ!」
私 「はい」
部長「もう一軒行くぞ」
海辺のバーへ移動。部長子飼いの先輩を呼び出し。
なぜか相撲大会開始…
ハァハァ…щ(゚д゚щ)ゴラー!
(終了。周りから白い目…)
部長「やっぱり辞めんのはダメだ。まず休め。
その間にやることやって、よく考えろ!」
私 「え…」(꒦ິ⌑꒦ີ)
相撲でワイシャツ血だらけです。
読者様も意味不明だと思いますが、
真実なもので。
で、こんな飲み会が2度ありまして、3週間
お休みいただき、出社後は会社のルールに則り
スケジュールを部長に提出し、「これで進ま
せてください。やはり気持ちは変わりません」
と丁重にお伝えしました。
案の定、「お前はバカだ、アホだ。逃げるんなら
好きにしろ」と言われましたが、その数日後に
は、なんだかんだ嫌味を言われながらも応援して
くれると言っていただきました。
その後、手続きを部下に指示してくれ、また
いろいろと根回ししてくれ、条件はあるものの
役員を巻き込んで、戻りたく(戻れる状態)なっ
たら同条件で再雇用してくれることまで社長
決済をもらってくれました…(๑°⌓°๑)
結論。
真意はわかりませんし、相撲大会とか意味不明
ですし、でも、なんか、結果として嬉しくて涙が
出ました。
他の先輩や元上司、同期や同僚から叱咤激励を
頂戴しました。
一番心に残っている言葉↓
「お前のことだから、よくよく考えてのこと
だろう。でも会社なんて利用するだけしたら
いいんだから辞めるなら自分ができるだけ
得するように辞めろ。規則や規定でなんかで
引っかかってるんなら、言え!俺たちが
人事に絶対通してやる」
日頃の人間関係がわからない皆様にとっては
わからないと思いますが、本当に嬉しくて、
涙が出ました。
こう仰っていただいた先輩が実際に人事に通せる
かなんて知りませんし、どうでもいいんです。
嘘でも勢いの言葉でもいいんです。
気持ちが嬉しいじゃないですか。
一生の宝物になりました。